血糖
基準値
空腹時血漿血糖70〜110mg/dL
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血糖
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基準値
空腹時血漿血糖70〜110mg/dL
異常値で疑われる病気
【高値の場合】
糖尿病 、急性すい炎、すい臓癌 、肝硬変、慢性肝炎 、Cushing症候群、
甲状腺機能亢進症
【低値の場合】
高インスリン血症 、脂肪肝 、肝硬変・肝臓癌 、悪性腫瘍
基礎知識
血液中のブドウ糖は、体のエネルギー源なので、空腹時および食後の値は60〜160mg/dlの範囲に保たれるよう調節されています。調節は主にホルモンによって行われ、食事によって血中のブドウ糖が高くなると膵臓からインスリンが分泌され、細胞へブドウ糖を取り込ませ、血糖を下げます。空腹時などで低くなるとグルカゴンが同じく膵臓から分泌され、肝臓などに貯めたブドウ糖を血液中に放出させます。
インスリンの分泌が悪くなると血糖は高くなり、糖尿病となります。また、分泌が異常に多くなると血糖は低くなり、低血糖となります。
糖尿病には、インスリンを分泌する膵臓のベータ細胞がウイルス感染などによって破壊される若年性のインスリン依存型糖尿病と、遺伝的因子に過栄養・運動不足・肥満等が加わって起こる成人発症型のインスリン非依存型糖尿病があります。通常見られる糖尿病は後者です。
糖尿病では、臓器の細胞の糖代謝が悪くなり、やがて種々の合併症が出現します。とくに成人発症型糖尿病では、初期にはほとんど症状がなく、眼底出血、腎障害、神経障害などを起こして気付くこともあります。
合併症には、血管障害(眼底出血、狭心症、腎障害など)、感染症、代謝異常(多尿、脱水、ケトーシス、高脂血症など)、神経障害(しびれ、自立神経障害、脳卒中など)、白内障、皮膚炎などがあります。
家系に糖尿病のある人は、とくに糖尿病の発生率が高くなりますので、定期的な検査と日常生活での予防が重要です。
日常生活での注意点
糖尿病の治療の目的は、適切な代謝の改善で、自・他覚症状をとりのぞくと同時に やがて出現する合併症、とくに血管障害の発症や進展を予防することです。
一生、仲良くつき合っていくつもりで、日常生活を改善していってください。
糖尿病のコントロールは、血糖値、HbA1c、フルクトサミン、尿中の糖・アセトン体・蛋白、眼底検査などの検査を受けながら進めます。
【糖尿病の治療の3本柱】
1.食事療法
摂取総カロリーの制限
バランスのとれた食事
朝食もきちんととり、量も朝・昼・夕に適切に配分し、規則正しく定時間にとり、間食はしないようにすること、
無理なく実行出来るスケジュールを立てる。
まず、1日1,200〜1,600kcalとします。徐々に標準体重にします。アルコールは適量とし、1日の総カロリーに入れて計算します。
2.運動療法
まず医師の指導を受けてから行ってください。
運動は、体重減少、カロリーの消費増大、インスリンの節約、動脈硬化などの合併症の予防に役立ちます。
3.薬物療法
薬物療法が必要な人では、医師の正しい管理を受け、自己血糖測定や自己インスリン注射などの指導を正しく受けましょう。
【生活習慣の改善】
糖尿病では、皮膚などの感染症や傷の悪化、指の壊疽などを起こしやすくなります。清潔に心がけ、よく合った靴を履き、靴下や下着のゴムはゆるめにし、爪はていねいに切り深爪をしないようにし、湯たんぽや熱い風呂などには気を付ける、などの生活上の注意が必要です。たばこもやめましょう。
【低血糖】
血糖値が60以下になると、空腹感、冷や汗、ショック様症状、ひどくなると意識障害を起こします。ブドウ糖をとるとすぐによくなります。
原因として、インスリノーマ(腫瘍)、治療用のインスリンの過剰、胃の手術後(ダンピング症状)、肝障害などがあります。原因を調べてもらい、治療してください。
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