尿沈査が多くなるのは?

尿沈査の増加は血球成分や細菌、細胞などが混じっている可能性が高いので泌尿器科を受診して精密検査をうけてほしい。

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尿沈査が増加するとき


一般的には、尿中赤血球の増加は腎・尿路系からの出血を意味しますが、原因はいろいろ考えられます。


★糸球体性血尿による尿中赤血球

   大小不同、形態のふぞろいが多くみられ、同時に赤血球円柱を伴うことが多い。

★非糸球体性血尿による尿中赤血球

   変形は少なく、肉眼的血尿を呈することが多い。

★低張尿では破壊細胞(ghost cell)、高張尿ではコンペイ糖状を呈する。


★沈渣赤血球(−)で潜血反応(+)のとき

  1.ヘモグロビン尿、ミオグロビン尿、
  2.溶血(古い尿、著しい低張尿、アルカリ性尿) 
  3.偽陽性反応(サラシ粉、オキシフル、鉄剤)。

★沈渣赤血球(+)で潜血反応(−)]のとき

  1.感度以下または試験紙の劣化、
  2.粘液成分が多い時、 
  3.偽陰性反応(アスコルビン酸服用)。


★赤血球が円柱や尿蛋白を伴って出現した時

    糸球体腎炎など腎実質性疾患の可能性が高い。

★沈渣中に赤血球のみ増加しているとき

    泌尿器科疾患を腎エコー、経静脈的腎盂造影、
    CTなどの画像診断や尿細胞診、膀胱鏡などで鑑別する。

★女性 腟分泌物の混入

  扁平上皮細胞の増加を伴う白血球増加がみられることがあり、
  かならずしも尿路感染を意味しないことがある。

  中間尿の定量培養で100000/mL以上の細菌がみられたら
  尿路感染と考える。

★一般細菌が陰性の場合は結核菌、嫌気性菌などによる感染の可能性もある。


★非感染性の白血球の増加はループス腎炎、急性糸球体腎炎、
  慢性糸球体腎炎の急性増悪などでみられ、
  薬剤性急性間質性腎炎では尿中に好酸球の増加をみる。

★乳び尿では尿中リンパ球の増加、脂肪をみる。


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