中性脂肪とコレステロールはどう違うの?
コレステロールと中性脂肪の成分の違い、働きのちがいについて紹介します。
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中性脂肪とコレステロールの違い
コレステロールは、大部分が肝臓で作られ、細胞膜や副腎皮質ホルモンの材料、
胆汁酸の材料になるものです。
一方、食物として取る脂肪の大部分が「中性脂肪」です。
エネルギー源として使われ、余分なものは肝臓や脂肪組織に蓄えられます。
誰もが気になる体についたぶよぶよ贅肉!!この大部分が「中性脂肪」
中性脂肪と呼ばれるものの90%以上はトリグリセライド(TG)で、
脂肪組織を総称する「体脂肪」のもとです。
3つの脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできています。
中性脂肪が作られる2つのルート
1.脂肪分から作られるルート。
食べ物の脂肪分がリパーゼによって小腸で消化(分解)・吸収され、
再合成されて、中性脂肪として体の中に送られる
2.炭水化物から作られるルート。
食べ物の炭水化物(糖質)がエネルギーとして消費され、
残ったものが肝臓で中性脂肪に変換されて体の中に送られる
生き延びていくために不可欠な「中性脂肪」の役割
コレステロールと同じように、 何かと目の仇にされる「中性脂肪」ですが、
人間が生きていくのになくてはならない役目を果たしているのです。
1.エネルギー貯蔵庫としての役割。
体を動かすエネルギー源として、通常血液中に含まれる糖分が使われる
この糖分が枯渇したときは、中性脂肪がそのかわりとなります。
2.断熱材としての役目。
寒い冬なども外気から体を守り、体温を一定に保つには不可欠の存在!
体内の中性脂肪の量が極端に減れば、体温の調節などに障害が出る。
3.クッション材としての役目
衝撃を受けたときに、骨や内臓など、体のさまざまな組織を守る働き。
皮膚だけでは十分ではありません。
問題は中性脂肪が体内に多くたまってくることなのです。
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