例外のABO式血液型? O型とAB型

O型の亜種はボンベイ型。AB型の亜種、シスAB型について紹介します。

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A.O型とAB型には、特別な血液型があります。

O型の「亜種」

普通の「O型」の人は、H抗原はあって、A抗原・B抗原を持っていないのですが

詳しくは→血液型は、何が違うの?


「ボンベイ型」と呼ばれるO型の「亜種」は、
すべての人が持っているとされる、H抗原もないのです。


本来、赤血球にはH抗原が付いていて、A抗原・B抗原がぶら下がっています。
抗A血清。抗B血清はこれらと反応しますので、H抗原がない場合には
反応しません。


ですから、「ボンベイ型」の場合には、実際には、A抗原・B抗原を持っていても、
見かけ上は「O型」になってしまいます。


しかも、血清中には、抗A・抗B抗体といっしょに、抗H抗体も持っています。
ですから、A・B・O・AB すべての赤血球を凝集させてしまうのです。


両親が共にO型であれば、子どもはO型にしかならないという原則がありますね。


しかし、O型同士でもどちらかボンベイ型なら、A抗原・B抗原を持っていますから
A型やB型の子どもが誕生するのです。


この血液型は、今から50年ほど前に、インドの西海岸にある都市ボンベイで
発見されました。そこで、その名前が付いたのですが、


現在の地図で調べても、ボンベイは存在していません。
10年ほど前に改名されて、今は「ムンバイ」と呼ばれています。


「ボンベイ型」の人に輸血する場合は、特に注意が必要です。


AB型の「亜種」


普通は、A型遺伝子とB型遺伝子が重なった際にAB型になります。(A×B=AB)

当然。A型、B型の「亜種」も組み合わさるので、かなり複雑そうです。

A1B3、A2B1、A2B2、A1Bm・・・・


ところが、「シスAB型」と呼ばれるAB型の「亜種」は、ちょっと違います。


「シスAB型」には、AB型遺伝子ともいえるものが存在しているのです。


ですから、例外的に、両親がシスAB型とO型という組み合わせであれば、
通常はあり得ないはずのO型やAB型の子どもが誕生するのです。


AB型の親から子どもへはA型の遺伝子かB型の遺伝子のどちらか一方しか
子どもに伝わらないのが普通なのですが、シスAB型の親からは、
両方一緒に子に伝わるためにAB型の子どもが誕生するのです。(AB×O=AB)


「シスAB型」に対して、普通のAB型のことを、「トランスAB型」と呼びます。


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