糖尿病の種類とは?

糖尿病の種類には1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿病。タイプの説明と原因について紹介します。

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血糖値が高い人を「糖尿病」と診断されますが、一口に糖尿病といっても、4つのタイプがあるのです。

この4つの糖尿病の種類を紹介します。


1型糖尿病

1型糖尿病はインスリンの不足が主な原因で発症するタイプ。

これまでは「インスリン依存型(1型)糖尿病」と呼ばれていました。30歳までに起こることが多いのですが、中年以降になっても起こります。

インスリンの欠乏で血糖が増え、たんぱくや脂肪が分解して「ケトン体」が作られます。ケトン体が増えると、血液は酸性に傾くほか、昏睡状態になることもあります。

【原因】

ウィルス感染

麻疹(はしか)、ヘルペス、コクサッキーウィルスなどに感染した後、膵臓のベーター細胞が傷つけられ「自己免疫」によってインスリンが分泌されなくなる。自己免疫の反応の強さは遺伝的素因が関係し、家系や人種により異なります。

発症から1年以内にインスリン注射を始めることが多い

わが国の糖尿病患者のうち5%以下。(日本人は欧米人に比べて1型糖尿病は少ない)

2型糖尿病

インスリンの効き目や、インスリンを作る能力が低下して発症するタイプ

これまでは「インスリン非依存型(2型)糖尿病」と呼ばれてきました。糖尿病患者の実に8割以上を占めています。厚生省の糖尿病実態調査でも、大幅な増加が問題になったのは、この2型です。

血中のインスリンは多いのに、血糖は高い・・・。これは、インスリンの分泌量は多いけれど、インスリンが効きにくい、「インスリン抵抗性」つまり効きめが落ちた状態になるためです。

当然、より多くのインスリンが必要になりますから、インスリンを分泌する膵臓のベーター細胞は絶えず酷使され、疲労現象を起こし、インスリンをつくる能力が落ち、血糖は高くなります。


【原因】


肥満、運動不足、脂肪の多い生活などが続くと、インスリンが効きにくい状態になりやすくなります。こうした状態が5〜6年も続くと、膵臓のベーター細胞が酷使されて、バテてしまい、インスリンをつくる能力が落ちて、糖尿病が発症します。

両親がこのタイプの糖尿病の場合、こどもは90%以上の確率で発症します。そのため、特に、肥満しないように、運動などを心がけねばなりません。

両親が糖尿病でなくても、糖尿病になりやすい体質は、ほとんどの人が持っています。生活習慣や、食生活の乱れがプラスされて発症します。肥満者が60〜70%以上の頻度で糖尿病になるのはこのためです。

減量・運動療法、薬でコントロールできますので、医師の指示に従いましょう!!




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その他の糖尿病

遺伝によって発症する特殊な糖尿病。遺伝インスリン、受容体異常症など

【原因】膵炎、肝臓病、ステロイド使用などに合併して起こることがあります。
治療は、原因となる病気の治療が基本となります。


妊娠糖尿病

妊娠時には一般的にインスリン必要量が増大し、発症するタイプ。

妊婦検診で、尿糖が(+)になることはよくありますが、適正な食事と運動をこころがけることによって、改善します。


【原因】

妊婦が高血糖の状態になると、胎児の膵β細胞から多量のインスリンが分泌され、胎児の過成長をもたらし、その結果、胎児は巨大児になり、難産になったり、また、奇形児の発生率も増加します。

巨大児を出産した女性は、今は血糖値が基準値内でも、将来的に、糖尿病を発症する可能性が高いので、生活習慣や食生活に気をつけましょう!


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