エイズは風土病?

エイズは以前からアフリカの奥地に風土病としてあった病気ではないかと考えられています。

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いつ?エイズという病気が見つかったのでしょう?


 
 
 カリニ肺炎からエイズ発見へ
 
 
 1981年6月5日発行の、米国厚生省のCDC
 (Centers for Disease Control and Prevention:疾病管理・予防センター)
 発行のMMWR(「罹病および死亡週報」)という雑誌に、
 
 ロサンゼルスの若い男性同性愛者5名が「カリニ肺炎」という肺炎を起こしたと
 報告されたのが、後にエイズと名づけられる病気の最初の報告です。
 
カリニ肺炎とは?
 
 この肺炎は通常、ある程度免疫力が低下していないとかかることはない、
 つまり元気な成人なら、まずかからないものです。
 
 
 その後も、男性同性愛者で「カポジ肉腫」という珍しい癌にかかる患者の報告
 などが続き、これらの患者には、男性同性愛者または両性愛者で、
 免疫力の低下という共通点が見られました。
 

 カポジ肉腫とは?


 初期には男性同性愛者特有の病気ではないかと疑われたこともありました。
 
 
 その後、静脈注射による麻薬の使用者や血友病患者、輸血を受けたことのある男女
 異性愛者の男女などにも同様の症例が見られることがわかりました。
 
 
 1982年9月に後天性免疫不全を基礎とする疾患として、


 エイズ(後天性免疫不全症候群)の定義が確立しました。
 
 
 さらに疫学調査の結果、この疾患は感染症ではないかと強く疑われるように
 なりました。
 
 

HIVの命名

 
 研究者たちが原因究明をする中、
 
 1983年にフランスのパスツール研究所のウイルス学者モンタニエ博士らが
 レトロウイルスの一種を分離しました。
 
 
 後にこのウイルスは、エイズを引き起こすウイルスとして
 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と命名されました。
 これが1986年のことです。
 
 
 しかし、その後の研究で、保存されていた古い血液をさかのぼって調べた結果、
 
  
 1970年代の人間の血清からもHIV抗体が発見されていますので、
 それよりも前にエイズという病気自体は存在したと考えられています。
 
 
 

HIVはどこから出てきたのか?


 
 
 アフリカの奥地の風土病だったと考えられています。
 
 
 HIVはサルの免疫不全ウイルス(SIV:simian immunodeficiency virus)と
 近い関係にあり、おそらくこれが、ここ100年ぐらいの間に進化したものだろうと
 推測されています。
 
 
 しかし、SIVはヒトに感染することはあっても、病原性はありません。
 
 
 では、いつ、どのようにSIVがHIVに進化したかについては諸説あり、
 いまだに結論は出ていません。
 
 
 ただ、エイズは以前からアフリカの奥地に風土病としてあった病気ではないか
 と考えられています。
 
 
 それが長距離を高速移動できる交通手段の発達などさまざまな要因により、
 世界的に流行するようになったのではないかと言われています。

 
 
 そういえば・・・古くは、コロンブスの時代!!

 
 
 アメリカ大陸の一風土病であった「梅毒」を、この航海で持ちかえった後は、
 港から港へと世界中に蔓延していきました。
 

 しかもイタリア戦争(1521〜1544)による軍隊の移動や駐屯地、軍港を拠点に
 してあらゆる階層の市民が感染し、聖職者から各国の宮廷や王侯に至るまで、
 またたくまに多くの人々が梅毒に冒されていったのです。
 
 
 これは当時の自由恋愛の流行や売春が容認されていた社会情勢や、
 さらには多くの人口をかかえる都市の形態とも密接に関係していたのですね。
 
  
 エイズもまた、同じような経緯をたどって世界中に広まりつつあるとしたら?
 
 
 現代は、世界が航空で結ばれているために、1日で端々にまで達します!!
 その広がりは、コロンブスの時代とは比較になりませんよね。
 
 
 やはり、正しい知識を持つことがいかに大切かがわかるでしょう!!
 



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