尿素窒素の異常値で疑われる病気とは?!

尿素窒素の異常値で疑われる病気は低値の場合と高値の場合で違います。尿素窒素の低値、高値の場合の原因と病名について紹介します。

スポンサードリンク


尿素窒素の異常値で疑われる病気について紹介します。

尿素窒素が低値の場合

1.尿素窒素が少なく作られる場合

肝不全(肝硬変、劇症肝炎、アルコール性肝炎)、栄養不良、妊娠、末端肥大症など


2.尿素窒素の排泄が過剰な場合

尿崩症、マニトール利症。など



尿素窒素が高値の場合

1.尿素窒素の排泄障害による場合

腎不全(腎糸球体機能低下)、脱水、浮腫、閉塞性尿路疾患


2.尿素窒素が作られすぎる場合

外科的手術、体内への出血、異形輸血、悪性腫瘍、飢餓時、高熱、高度火傷、甲状腺機能亢進症、膵臓壊死、重症感染症、抗生物質の投与による蛋白異化亢進症など


上昇の程度によっても、病気が違います。(基準値  8〜21mg/dl)


1.21〜30mg/dl(軽度の上昇)

高タンパク食、絶食、低カロリー食、副腎皮質ステロイド剤使用時、甲状腺機能亢進症、副腎機能障害、消化管出血、脱水、心不全、閉塞性尿路疾患など


2.30〜60mg/dl(中等度の上昇)

腎機能障害、消化管出血、脱水、心不全、閉塞性尿路疾患など


3.60mg/dl以上(高度の上昇)

腎不全、
心不全、高度血管内脱水(肝不全、癌などの腹水貯留)の可能性。

腎臓も肝臓と同じように異常があっても自覚症状はほとんどありません。
基準値範囲内であるからと言って、必ずしも腎機能低下でないとはいえません。


慢性腎疾患においては、腎機能が3/4程度失われてはじめて、
血中尿素窒素の増加が認められるようになるからなのです。


尿蛋白や血清クレアチニンなどの測定をして、
本当に疾患が腎臓にあるのかを確かめることが必要です。


検査値に異常があれば食生活の見直しなどを心がけましょう。




スポンサードリンク
この記事は参考になりましたか?あなたのお役に立てれば幸いです。

あなたの応援クリックが励みになります↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングへ応援


Movable Type(MT)無料テンプレートでクールでかっこいいWEB Powered by Movable Type 3.34 Copyright(C) 2005-2009 血液の話Q&A Allrights reserved.