中性脂肪が増えると、なぜLDLコレステロールが増える?

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中性脂肪が増えると、なぜLDLコレステロールが増える?

水と油はそのままの状態では混じり合いませんよね。
比重の軽い油は上に浮いてしまいます。


では、血液中ではどうなっているのでしょうか?


血液の中には脂質として、コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、
リン脂質、脂肪酸などがあります。


血液中では脂質を安定した状態にするために、アポ蛋白と結合して、
リポ蛋白となり、各組織や末梢神経へと運ばれています。


リポ蛋白は、中性脂肪、コレステロールを多く含む球状粒子で、
5種類に分かれます。


1.カイロミクロン(キロミクロン)、
中性脂肪が約80〜90%、残りはコレステロールやリン脂質

2.超低比重(VLDL)、
中性脂肪が約55%、コレステロールやリン脂質がそれぞれ約20%

3.中間比重リポ蛋白(IDL)、
中性脂肪が約40%、コレステロールが約35%

4.低比重(LDL)、
コレステロールが約45%、中性脂肪やリン脂質がそれぞれ約20%

5.高比重(HDL)、
リン脂質が約50%と多く、コレステロールが約30%、中性脂肪が約3%


これらは、WHOによってその基準が定められています。


詳しくは
リポ蛋白の構造、脂質代謝


血液中では、中性脂肪とコレステロールは、単独であるのではなく、
混ざり合っているのです。


中性脂肪が分解されるに従って、1⇒5へとその組成が変化していき、
脂質代謝が正常に行われるのです。


でも、ここで、中性脂肪が多くなりすぎるとどうなるでしょうか?


このサイクルが上手く機能しなくなり、ついには
血液中にLDLコレステロールが多くなってしまう結果になるのです。


それが、


コレステロールの沈着・蓄積による血管内腔の狭まりや動脈硬化
 
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 
「虚血性心疾患(狭心症や心筋こうそく)」「脳梗塞」などなど・・・


何気なく食べている食事ですが、
体内では懸命に分解しようと頑張っているのです。


あなたの食生活。身体に負担をかけていませんか?


いったん、中性脂肪値が跳ね上がると、
今度はなかなか分解できなくなってしまうのです。

 
 
 「肥満じゃないから、大丈夫!!」と思っているあなた!!

 
見た目だけでは判断できませんよ!! 


脂肪は、皮下だけでなく、内臓にも着くことをお忘れなく!
内臓脂肪のほうが、生活習慣病に発展する可能性が高いのです。
 
 
あなたの「中性脂肪」を 測定してみましょう!!


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ぜひとも前巻と続けてみられたい珠玉の講義。展開も2転3転して知的興奮が得られます。最後まで見ることではじめてすべてが腑に落ちるように私は感じました。また、あらためてこれまでの医療が(あるいは私自身のおこなってきた医療が)製薬業界主導であり、患者さん本位ではなかったことに思い至らされた次第です。とはいえ、名郷先生ご自身が特定の業界のご批判をされているわけではありません。ましてや、エビデンスを鵜呑みにした治療方針を推奨しているわけでもありません。名郷先生の提唱されるEBMとは、「個々の患者さんごとに個別に考える」、ということが肝だということを再認識しました。



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