中性脂肪を測定するときの注意事項

中性脂肪を測定するときの注意事項は、血清中トリグリセリドは食事による影響が大きいので空腹時に測定しましょう。

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これまでの話で
中性脂肪を測定する必要性はおわかりいただけましたね。


ちょっと専門的になりますが、
中性脂肪を測定するときの注意事項です。
 
 

中性脂肪の測定法


「中性脂肪」の測定法としては、 
空腹時の血清中トリグリセリド(TG)濃度を測定しています。
 
 
脂質代謝異常のスクリーニングとして測定され、
動脈硬化症の診断、治療指針の決定、予後の判定に利用されています。
また、急性膵炎の診断基準にもなっています。
 
 
酵素的測定法で、TGをリポ蛋白リパーゼで水解して生成したグリセロールを
比色法やUV法で測定します。
 
 
 ★基準値  TG  50〜149 mg/dl
 
 
 150mg/dl以上 が 「高中性脂肪血症」 と判定されます。
 
 
  中性脂肪(TG・トリグリセリド)
 
 

中性脂肪を測るときの注意とポイント


 
 
中性脂肪の測定は、注意事項を守らないとせっかくの採血が
無駄になってしまいます。
 
 
 1.食事による影響が大きい
 
    食事の内容によりますが、多くの場合高くなります。(10mg/dl以上)
 
 
    【理由】
 
    血清トリグリセリド(TG)値は食後30分くらいから上昇をはじめ、
 
    4〜6時間で最大値となります。
 
    【注意点】
 
     ●中性脂肪値を測る時は、空腹時の値が基本となります。
 
     ●理想的には16時間以上、最低でも12時間の絶食・断酒が必要です。
  
     ●飲酒は、肝臓での中性脂肪の合成を促進するので測定前日は断酒!
 
     ●中性脂肪は、有機物なら何からでも合成できるので、
      採血当日の糖分の摂取もだめです。
 
       (もちろん!ジュース、牛乳、スープ、味噌汁などもだめ!!)
 
 
     ●お茶は測定値に影響は出ないようです。
 
 2.年齢
 
     年齢につれて高くなる。
 
     男性は40歳、女性は60歳でピークをむかえ、徐々に低下。
     
 3.性差
 
     男性の方が女性よりも1割ほど高い。
 
 4.その他
 
     妊娠。ステロイド剤、経口避妊薬 服用でも高くなります。
 
     季節によっても変動があり、
     代謝の活発な夏には低く、冬には高くなる傾向にあります。
 
     都会に比べて、農村や漁村の方が低値だとの報告もあります。
 
 
 
血液は正直です!!
 
食後に採血した血清は、乳白色に濁っていますのですぐにわかります。
そのような血清の場合は、再検査となることが多いです。
 

健康診断や、病院で血液検査を受ける場合は、
指示された注意事項を良く守り、検査を受けて下さい。
 

でないと、せっかく痛い目をして採血しても無駄になってしまいます!
 
 
また、変動の大きい検査法なので、1回の測定で判断するのではなく、
数回、検査を受けて、あなたの基準値を見つけることをおすすめします!


その他、病院で検査を受けるときの諸注意をまとめました。
参考にしてください。


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