鉄欠乏の原因は鉄の吸収がうまくできていない

鉄欠乏の原因のひとつは小腸で鉄の吸収がうまくできていない場合です。吸収の良いヘム鉄を多く含む食品を摂りましょう。

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鉄欠乏になる原因として、鉄摂取量の不足によるものをお話ししました。


食生活もきちんとして、3食ちゃんと食べているのに、鉄不足になることもあります。それは、小腸からの鉄吸収がうまくできない場合などです。


鉄を小腸で吸収


食物から摂った鉄は、その約10%程度が小腸から吸収されるそうなので、単純に計算すれば、1日約10mgの鉄を摂取すれば補えるということになります。


厚労省の摂取基準は1日7.5mgに決められています。


でも、もし、鉄の吸収が上手くできていなかったとしたら・・・当然のことですが、鉄不足になってしまいますね。


ヘム鉄と非ヘム鉄の吸収率の違い


鉄分には、肉類やレバーなどの動物性食品に含まれる(ヘム鉄)と、
大豆やほうれん草などの植物性食品に含まれる(非ヘム鉄)があります。


鉄を多く含む食品:ビタミン・ミネラル大辞典




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ヘム鉄のヘムとは血液中の赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)のグロビン(蛋白質)と結合している赤い色素の鉄の化合物のことで、動物の血液に由来する鉄です。


同じ鉄と言っても、ヘム鉄と非ヘム鉄では吸収される程度に大きな違いがあります。


ヘム鉄は摂取した鉄分の15〜30% が吸収されるのに対して、非ヘム鉄は1〜10%しか吸収されないので、ヘム鉄のほうが約10倍も効率が良いと言われています。


この違いは、ヘム鉄が、鉄ポルフィリン複合体に囲まれたまま吸収されるため、胃や腸に対する刺激性が少なく、他の食物や飲物などで、吸収を阻害されないとされているのに対して、非ヘム鉄は通常存在する安定な3価の鉄イオン(Fe3+)ではなく、ビタミンCなどによって還元して2価の鉄イオン(Fe2+)にならないと吸収されません。


また、鉄がむき出しのままなので胃壁や腸管を荒らすといった作用があり、腸管から吸収される際に食物繊維やタンニンなどの吸収阻害を受けてしまいます。


一見。健康的と思われている、菜食主義や野菜サラダを多く食べるなど、野菜の偏用は、腸からの鉄吸収を悪くしているため、貧血の心配があります。

ですから鉄を補給する目的で食物を選ぷとするならば、レバーなど動物性(ヘム鉄)を食べたほうが効率が良いということになりますね。


でも、これにも限度があります。動物性食品は高脂肪。高カロリーのものが多いですから別の問題が起こってきます。動物性、植物性の食品をバランスよく食べることが大切です。



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