鉄欠乏の原因はビタミンCを破壊するもの

鉄欠乏性貧血で鉄欠乏の原因のビタミンC破壊するものには、アスコルビナーゼ(ビタミンC破壊酵素)、タバコがあります。

スポンサードリンク


前々回、食事の時に、鉄分を多く含む食品と一緒に、抗酸化力のあるビタミンCを含んだ食品を食べると吸収率が上がるとお話ししました。


ビタミンCと鉄分を同時にとった場合、鉄分単独よりも4倍〜10倍吸収が良くなるというデータもあります。


ビタミンCで鉄分を吸収:ビタミン・ミネラル大辞典

ところが、せっかくビタミンCを摂っても、あるものによってビタミンCが壊されてしまい、その効力が発揮されない場合があるのです。


ビタミンC破壊酵素はビタミンCを破壊


生のにんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています。アスコルビナーゼとは、アスコルビン酸(ビタミンC)を破壊すると言う意味で、名付けられました。


これは、にんじん自身のビタミンCのみならず、いっしょに調理した他の野菜のビタミンCをも破壊します。


すりおろしたりジュースにすると、アスコルビナーゼの活性度がより高くなるので、できるだけ食べる直前に調理するようにします。


ただし、アスコルビナーゼは熱と酸に弱い性質があり、ゆでたり、炒めたり、酢を少し加えることでビタミンCの破壊作用はなくなります。


アスコルビナーゼを含む野菜には、にんじんだけでなく、きゅうり、カリフラワー、春菊、かぼちゃ、キャベツ、バナナ、りんごなどがあります。


これらの食品は、単品で食べればビタミンCは壊れませんが、他の食品と一緒に切ったり、すりおろしたりして食べると、その食品のビタミンCを壊してしまいます。


トマトときゅうりの組み合わせは、サラダの定番ですが、切ったときに、ドレッシングやレモンであえたりして工夫し、酵素の働きを止めるようにしましょう。


また、ビタミンCをたっぷりとるために、家庭で野菜や果物をジュースにして、飲まれている人も多いことでしょう。


しかし、アスコルビナーゼを含んだ材料を使う場合は、生のままでミキサーやジューサーにかけると、ビタミンCが破壊されてしまいます。


ミキサーやジューサーにかける前に、アスコルビナーゼを含んだ材料を、軽く下ゆでしてから使用するか、必ず柑橘系の果物を混ぜるようにしましょう。


家庭で作ったジュースは、できたてをすぐに飲むのが原則です。


そうしないと、空気に触れることによって、中に入っているビタミンCをはじめ、いろんな栄養素がどんどん抜け出てしまうそうですよ。




スポンサードリンク

タバコはビタミンCを破壊


男性の喫煙率は低下していますが、ここ数年、ストレス解消や食欲を抑えると言った理由でたばこを吸う女性が増えています。


たばこを吸うと血液中にニコチンが行き渡り、体内に蓄えられているビタミンCを壊してしまうのです。


一日に必要とされるビタミンCは50mgと言われますが、たった一本のたばこで25mgのビタミンCを壊してしまうと言われています。


1日に10本吸うとすると、250mgものビタミンCが失われていることになります。


たばこを吸えば吸うほどビタミンC不足になると言う訳ですね。


タバコで失われるのはビタミンCだけではありません。同時に、ビタミンB12も失われます。


ビタミンB12とは?:ビタミン・ミネラル大辞典


これが不足すると赤血球が減り、悪性貧血を引き起こします。


さらに、ガン予防で注目を浴びているβ−カロチンの量も減らしてしまうといいます。


貧血改善や予防には禁煙をオススメします。
とくに、赤ちゃんの成長のために妊婦さんやその家族は気をつけましょう!!


この記事は参考になりましたか?あなたのお役に立てれば幸いです。

あなたの応援クリックが励みになります↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングへ応援


Movable Type(MT)無料テンプレートでクールでかっこいいWEB Powered by Movable Type 3.34 Copyright(C) 2005-2009 血液の話Q&A Allrights reserved.