貧血と低血圧は違う?!

貧血と低血圧の違い。朝起きられない、めまいやたちくらみがするなど低血圧の症状と判断基準について。

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前回は、「貧血」と「脳貧血」は別のモノとお話ししました。


「脳貧血」は俗称で、正式には「起立性低血圧」といい、
急に血圧が下がってしまったために、めまいや立ちくらみを起こします。


これは、一過性のモノで、しばらく休めばよくなります。


低血圧とは


20〜30代の女性に多いと言われる「低血圧」も、


朝、すぱっと起きられない。
めまいやたちくらみがする。
疲れやすく、体がだるい。
顔色がよくない。
動悸、息切れがする。
食欲がない。
頭痛がする。
冷え性。


これらの症状が「貧血」と似ているため、よく、間違えられます。


自分は「貧血」だと思っている人の中には、
実は「低血圧」だったという人も多くいるそうです。


ここで言う「低血圧」とは、「本態性低血圧」で常に血圧が低く、
一日の時間帯や季節による変化もほとんどみられません。


「本態性低血圧」は原因がはっきりわかっておらず、
自律神経や内分泌系の失調の関係ではないかといわれていますが、
同じ家系内に本態性高血圧の人がいる場合が多いことから、
遺伝的な素因も関係していると考えられています。


血液が動脈を通るとき血管壁におよぼす力を血圧といいます。


血圧は体内各所で異なり、血圧の高い方から低い方に血液が流れることで
血液循環がスムーズに行われます。


ところが血圧が低くなると、重力に反して血液を送らなくてはいけない脳や、
身体の末端への血流が悪くなってしまうために、酸素欠乏になりやすく


先にあげた、全身の倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、
動悸、食欲不振などの自覚症状があることも多くなります。


これにも個人差があり、低血圧でも、朝も元気に起きられるし、
めまいや立ちくらみがないという人もいらっしゃいます。


私も最高血圧が90mmHg前後ですが、
そのような自覚症状は今のところありません。

低血圧の判断基準

低血圧とは、血圧には個人差があるため、診断基準にも諸説あります。


厚生労働省の国民栄養調査では


収縮時血圧(最高血圧)90mmHg以下を低血圧としているが、
男性105mmHg、女性100mmHgを低血圧とする考え方もあります。


最小血圧(拡張期血圧)が60oHg以下とも言われていますが、
拡張期血圧はあまり問題にされません。


低血圧には高血圧症のように生命を脅かす危険はないとされ、
かえって長生きの人が多いとも言われています。


貧血と低血圧


血液検査をして、血液中のヘモグロビン濃度を測定するとわかります。


低血圧の場合は、血液中の赤血球やヘモグロビンは正常ですが、
貧血のほうが明らかに低くなっています。


むしろ貧血になる事で体に備わっている代償作用が働き、
心拍数が高くなるので血圧が上がる事があります。


したがって、低血圧の人が貧血になりやすいということはありませんし、
逆に貧血だから低血圧になるという事もありません。

いずれにしても、めまいや立ちくらみのあるのは
身体にとってよくありません。


原因がどこにあるのかを調べて、治療が必要な場合は
はやく治療をしてください。

「受診するには、どこの科がいいですか?」という質問がありました。


貧血や血圧で受診する場合には、まず、近くの開業医で
「内科」を受診しましょう。


最近は、血液検査も外注のため、かなり詳しく調べることができますし、
精密検査が必要な場合には、適切な病院の紹介状をいただけます。


紹介状がないと、特別診療費をとられる総合病院もあります。
ですから、初診から、大きな総合病院を受診する必要はありません。


各個人で血圧や血液検査項目の基準値が違います。
設定されている基準値は、あくまで、健康な人の平均値です。


定期的に受診し、検査を行うことで、
自分の基準値がわかります。


体調が悪くなったとき、自分の基準値と比較することが
大切なのです。


ぜひ、近所の信頼できる医師を選んで
かかりつけのホームドクターにするといいですね。



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