貧血の検査 血色素量とは?

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貧血の診断に必要な検査についてお話ししています。


●赤血球数

●血色素量

●ヘマトクリット値

●MCV

●MCH

●MCHC


今日は、2番目の 血色素量 についてです。


血色素(ヘモグロビン)は、赤血球に含まれているたんぱくの一種で、
血の赤さの元になっているものです。


「ヘモグロビン」とは、「ヘム」という色素と「グロビン」というタンパク質が
合わさったものです。


赤くなったり青くなったりする部分は「ヘム」という色素の部分です。


血液が酸素を運ぶというのは、吸った酸素がヘムにくっ付き、
ヘムにくっ付いた酸素が全身に運ばれる、という事です。


また、血液中に二酸化炭素が多く含まれると、
ヘムにくっ付いていた酸素が離れやすくなってしまい、
酸素が離れてしまったヘムは、青い色になってしまうのです。


酸素を多く含む動脈血が鮮明な赤なのは、このためです。


ですから、この血色素が少なくなると
酸素を運ぶ能力が落ちてしまい、貧血になってしまいます。

★血色素量(Hb ヘモグロビン)の基準値


男性:13.0g/dl から 18.0g/dl

女性:11.0g/dl から 16.0g/dl


正確には、年齢・性別で基準値が異なります。

生後すぐの赤ちゃん高値ですが、6ヶ月くらいで低下。
その後再び増えてきて、15歳くらいで成人と同じくらいになります。

妊娠中の女性や、高齢者では、やや低値になります。


男性では13.5g/dl未満、女性では11g/dl未満の場合は
「貧血」と診断されます。


男女とも、10g/dl以下になると、「中等度〜重度の貧血」で、
貧血の症状が現れやすくなります。


しかし、ただ血色素量が低いというだけでは、
 赤血球の状態を把握することは出来ません。


そこで、必要になってくる検査が、ヘマトクリット値(Ht)なのです。




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