大きな赤血球でも貧血になる?

大球性高色素性貧血は赤血球の大きさが大きくなり1つ1つに含まれる血色素量が増加しているが、赤血球数の減少が著しく、ヘモグロビン濃度が下がる貧血

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今まで、鉄欠乏性貧血に代表される「小球性低色素性貧血」

再生不良性貧血のような「正球性正色素性貧血」についてお話してきました。


他に貧血には、こんな種類もあるのです。


大球性高色素性貧血とは


わかりやすくするために数値でみてみましょう。


●赤血球数  173 ↓ (360〜489)

●血色素量  7.1 ↓ (11.4〜14.5)

●ヘマトクリット値 21.3 ↓(34〜44)

●MCV  123.7 ↑ (78〜101)

●MCH  41.0 ↑  (28〜35)

●MCHC 30.2 (31〜36) 


赤血球、血色素がかなり低値ですので、貧血とわかります。

ここで注目すべき検査結果は、MCVとMCHが高いことです。

この図からいうと、右上の分類に入ります。

rbc2.jpg



赤血球の大きさが大きくなり1つ1つに含まれる血色素量が増加しているが
赤血球数の減少が著しく結果としてヘモグロビン濃度が下がる

「大球性高色素性貧血」です。


貧血のため、骨髄の造血機能が上がり細胞数は増加しますが、
DNA合成障害により、まともな血球が産生できないため、
途中で壊されしまい、貧血を補うことができません。


このような現象を「無効造血」と呼んでいます。
無効造血のため、白血球、血小板も減少傾向にあり、全体に血球減少となります。


この貧血は、骨髄に未熟で大きな赤芽球が多く見られることから、
「巨赤芽球性貧血」と呼ばれています。


では、DNA合成障害を起こす原因は、何なのでしょうか?




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