A型肝炎、劇症肝炎とは?

A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)の感染によっておこる肝炎で劇症肝炎。経口感染。A型肝炎の症状、予防について。

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A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)の感染によっておこる肝炎で、劇症肝炎とも言います。


A型肝炎の感染経路


A型肝炎ウイルス(HAV)は糞便中に排泄され、経口感染するので、
衛生状態の悪い地域では感染の危険があります。


ですから、A型肝炎は発展途上国では蔓延しているのですが、
先進国では上下水道などの整備により感染者は激減しています。
日本でも、幼児や学童の患者は殆ど見られず、患者が高年齢化しています。


しかし、国際交流が盛んになり、発展途上国への海外渡航者の増加や
輸入食料品の増加などで若い人にも感染者が出ています。


衛生条件がよくなった日本では、A型肝炎ウイルス(HAV)の抗体を
もっている人が減っていますので、今後は感染予防対策が
社会的に重要な問題として取り上げられるようになるのでは?!

A型肝炎の症状


感染後の潜伏期間は14日から45日くらいで突然症状が現れ、
たいてい2日から7日間続きます。


感染初期には強い症状として、
発熱、全身倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐などが見られます。
右上腹部に痛みがあり、数日後に黄疸が現れる場合もあります。


しかし、症状だけでは他の肝炎との区別はつきません。


血液中にA型肝炎ウィルスに対する抗体(IgM型HAV抗体)があるかどうかで、
A型肝炎にかかっていると診断されます。


血液検査では、GOT、GPTなどが高値になります。
GOT、GPTの上昇の程度で、診断が違ってきますので、
定期的に血液検査を行い、経過や治療効果を見ていきます。
黄疸が出ているときにはビリルビン値が上昇しています。


急性期は入院して安静にするのが必要です。


A型肝炎は比較的治り易く、まず、慢性化することはありません。
しかし、1〜2%の人で、肝炎が劇症化する場合があり、
命の危険がありますから、各種検査による適切な病状の把握が
必要になってきます。


A型肝炎の予防


A型肝炎は、一度かかると強い免疫が残されるため、
二度とかかることはありません。


副作用の少ない国産の不活化ワクチンが製造認可され、
1995年から医療現場で使われています。


海外旅行や滞在する場合には、ワクチン接種を2週間隔で2回
接種することが感染予防のために必要でしょう。


また、汚染の可能性のある生水、生野菜、生あるいは生煮えの魚介類は
飲食しないことが大切です。

肝炎に限らず、食中毒など経口感染すべてに言えることですが、
予防の一番は、調理や食前、排泄後などの手洗いをよくすることですね。




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