B型肝炎とは?!
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B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によって起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスは感染すると、肝細胞の表面にとりつき核の中に入ります。
ここで増殖を始め、次々と他の肝細胞へと増殖していくのです。
ところが、B型肝炎ウイルスには肝障害を起こす性質はありません。
ですから、増殖していっても、それ自体では肝炎が始まることはないのです。
肝炎をおこす本当の原因は、身体が外からの侵入物質に対して攻撃する
免疫反応です。
免疫反応は普通はウイルスのみに作用するものなのですが、
B型肝炎ウイルスは細胞の核の中にいるため、免疫反応で、
肝細胞も同時に攻撃を受けてしまうのです。この状態が、B型肝炎です。
B型肝炎ウイルスの感染には、2つの感染様式があります。
1.感染して一定期間の後にウイルスが生体から排除されて治癒する
「一過性の感染」
2.ウイルスが長年にわたって肝臓の中に住みついてしまう「持続感染」
これを「HBVキャリア」といいます。
普通、成人が初めてB型肝炎ウイルスに感染した場合、そのほとんどは
「一過性の感染」で治癒します。このとき、終生免疫を獲得するので、
再び感染することはないと言われています。
最近になって、この場合でも、HBVのある特定遺伝子型の場合に、
キャリアになることがわかってきました。
この「一過性感染」の多くは自覚症状がないまま治ってしまうのですが、
一部の人が急性肝炎を発症することがあり、劇症化したときには、
命の危険があります。
乳幼児期にB型肝炎ウィルスに感染した人のほとんどは、
まだ免疫機能が不完全なため、B型ウイルスが肝臓や血液の中にあっても
肝炎が発症しない無症候性のキャリアつまり、持続感染状態になります。
この無症候性キャリアは、おとなになると免疫機能が出来てくるので、
約10%が、肝障害が6ヶ月以上継続する慢性肝炎を起こしてしまいます。
慢性B型肝炎を発症した場合、放置すると、気がつかないうちに
肝硬変、肝がんへ進展することがあります。
B型肝炎ウイルスの感染には十分な注意が必要とされています。
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