C型慢性肝炎はなぜ怖い?!

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ウイルス性肝炎の中で最も気をつけないといけないのがC型肝炎です。


なぜかというと、「肝臓がん」の原因となる肝炎ウイルスの約8割がC型肝炎で、
約1〜2割がB型肝炎と言われているからです。


A型肝炎で肝硬変や肝臓がんになることはありません。


「肝硬変」や「肝臓がん」は治療が困難な病気です。
「肝硬変」や「肝臓がん」は、長年かかってじわじわ進行してくる病気です。


その経過は、  

肝炎ウイルスに感染 → 急性肝炎 →慢性肝炎→ 肝硬変 → 肝臓がん


C型肝炎には、B型肝炎と同じように、急性肝炎と慢性肝炎がありますが、
B型肝炎よりも急性期に自覚症状が少なく、慢性化しやすい性質があります。


現在、日本全国に200万以上のC型肝炎ウイルス感染者がいると言われおり、
C型肝炎はまさに「国民病」とも言えるほど深刻な状況なのです。

私の父も30代前半に肝炎になりました。
黄疸が出てかなりひどい状態だったそうですが、なんとか回復しました。
当時の医療では、父の肝炎を特定することは出来ませんでした。


しかし、慢性肝炎となったにもかかわらず、日常生活にはほとんど影響がなかったため、
不規則な生活習慣に食生活。暴飲暴食が続いておりました。


70歳を過ぎた頃、入院した際、血液検査をしてはじめて
C型の慢性肝炎であることがわかりました。


そこで、主治医は肝臓のCTスキャンやエコーなど精密検査を行った結果、
肝硬変には移行していなかったものの、肝臓の表面に小さな「がん」が見つかりました。


治療をしてその小さな「がん」は消滅しましたが、
今度は肝臓の裏側に「がん」ができたようでした。
エコーやCTスキャンに影が映っていました。


その「がん」に対して治療を始めようとしていた矢先、
脳梗塞で倒れ、寝たきりとなってしまいました。


もう、治療を施すてだてもなく、その「がん」は大きくなっていきました。
そして、2年後。腹水がたまり始め、ついには父の命を奪ってしまいました。


慢性C型肝炎が肝硬変・肝臓がんとなるのには、何十年も先です。
でも、じわじわと確実に移行していきます。


それが、慢性C型肝炎の本当の怖さなのです。



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