脂肪肝の血液検査
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脂肪肝の診断に必要な検査は、血液検査、超音波(エコー)、
CT(コンピューター断層撮影)、肝生検などです。
★血液検査
脂肪肝になると血液検査で、中性脂肪とコレステロール値が上昇します。
他の血液検査を組み合わせて行うことで、脂肪肝の原因が
アルコール性によるものか、栄養過多によるものかの
大まかな区別をつけることも出来ます。
脂肪肝で異常値になる検査項目です。

★脂肪肝の目安となるのが、GOT・GPT
肝機能の目安となるのは、GOTとGPTという肝臓の中にある酵素です。
GOTとGPTは、肝臓が化学工場として働く際に、触媒として活躍する物質で、
肝臓に障害が起こると、GOTとGPTは上昇します。
ウイルス性肝炎の場合は、GOTやGPTは高度に上昇しますが、
脂肪肝の場合は、GOTとGPTが軽度〜中等度の上昇であることが多いです。
また、栄養過多による脂肪肝は、GPTがGOTよりもやや高くなり、
アルコール性脂肪肝は、逆に、GOTがGPTよりも高くなります。
★アルコール性肝障害の指標となる、γーGPT
γーGPTは、GOTとGPTと同じく、たんぱく質を分解する酵素の一つです。
γーGPTは、毒性のあるアルコールや薬剤などで肝細胞が破壊されたときや
結石やがんで胆管が閉塞されたときに血液中に出てきます。
とくにアルコールに対しては敏感に反応して、他の検査に先立ち
異常値を示すので、アルコールによる肝障害の指標となっています。
アルコール性の脂肪肝の場合にも、γーGPTが上昇します。
★栄養過多による脂肪肝は、コリンエステラーゼ(Ch-E)が上昇
コリンエステラーゼ(Ch-E)は、コリンエステルをコリンと酢酸に分解する酵素で
肝臓でしか作られません。
栄養過多による脂肪肝は上昇しますが、
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などは低下するので、見分けがつきます。
血液検査で異常値が出たときには、超音波(エコー)、CT、
肝生検などの検査を行い、病名を特定します。
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