正常値の落とし穴で手遅れに?!
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Mさんから質問がありました。
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肝機能検査で、
GPTが125、GOT が82と、異常な数値で報告が返ってきました。
γーGTPは 36と、以前より少し高めですが、正常値です。
どのような症状なのでしょうか?
ということで、最近の記録も添付してくださいました。
H19/10/2 6/5 H18/10/14 7/3 3/22
GPT 125 34 17 11 11
GOT 82 27 18 12 14
γーGTP 36 25 21 22 25
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病気を特定するには、いろんな検査を組み合わせて診断されますので、
このデータだけでは判断できません。参考としてください。
まず、GPT、GOTに関してですが、
検査方法によっても多少差が出ますが、目安として、
A 異常なし 35以下
B 軽度異常 36〜45
C 要経過監察 46〜50
D 要医療 50以上
軽度の上昇 100以下
中等度の上昇 100〜500
高度の上昇 500以上
となっています。
過去の検査結果からみると、GPT、GOTは、
H18/10/14 から少し上昇傾向が見られます。
そして、注目すべきは、6/5のデータです。
確かに、「Aの異常なし」のぎりぎり上限なのですが、
それまでの結果よりも倍のデータになっているのがわかりますね。
Mさんは、正常範囲なので大丈夫と判断されたのでしょうが、
この時点で、肝臓はかなりダメージを受けていたはずなのです。
そのまま半年間、放置していたので検査データが急上昇したのでしょう。
γーGTP の結果も同じです。
「γーGTPは 36と、以前より少し高めですが、正常値。」
と書かれていますが、これはMさんにとっての正常値ではありません。
昨年から比べれば、倍になってきているのですから異常値なんです。
数値が上昇してきているけど、正常範囲内だから大丈夫!ではないということです。
無料レポートにもまとめていますが、これが、正常値の落とし穴なんです。
【無料レポート】
血液検査表の正しい使い方〜基準値の落とし穴〜
http://ketsueki.doremi3.com/2010/11/post_208.html
ここでいう「正常値」とは、「平均値」なんです!!
人はそれぞれ、個体差があります。
身体の大きさも、背の高さも、性格もすべてにおいてです。
それと同様に、血液成分にも個体差があるのです。
新しい検査方法を採用するときに、健康と思われるたくさんの人のデータを取ります。
そして、その相関図から、正常値を導きだすのです。
検査方法、検査場所によっても正常値は変化します。
だから、検査結果が、正常値の範囲内にあるからといって、
その人にとって、異常でないとは言い切れません!!
特に、肝臓は沈黙の臓器です。
自覚症状はかなり症状が進んでからでないと出ません。
Mさんは、献血をされて、年に数回、血液検査を受けておられたから、
今回の数値の上昇に気づくことができました。
単発的な血液検査では、比較が出来ません。
正常値は、健康とされている人の平均値だということを覚えていてください。
定期的な健康診断をうけ、自分の正常値を知ることはとても重要だということを
もっと多くの人に知って欲しいと思います。
定期的に健康診断を受けましょう!
忙しい方には!!
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