胆のうの外科的手術の進歩

最近の胆のうの手術は、開腹ではなく、 内視鏡を使って行われることが多くなりました。 ★以前の開腹手術 以前の胆石や胆のうポリープの手術は、 へその上か、右上腹部を10mm〜15mm開腹し、 胆のうを直接見ながら摘出する方法でした。 ★内視鏡...

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最近の胆のうの手術は、開腹ではなく、
内視鏡を使って行われることが多くなりました。


★以前の開腹手術

以前の胆石や胆のうポリープの手術は、
へその上か、右上腹部を10mm〜15mm開腹し、
胆のうを直接見ながら摘出する方法でした。


★内視鏡による胆のう摘出

現在の胆石症の標準的な手術は、内視鏡による手術となっています。

全身麻酔で内視鏡をおへそに開けた小さな穴から腹の中に入れ、腹の中を特殊なガスで膨らませて、テレビモニターでお腹の中を見ながら行います。

上腹部に挿入した何本かの細いチューブを通して、内視鏡手術用の特殊な器具を使って、普通の手術と同じように安全に胆のうを切除します。

切除した胆のうは、内視鏡と一緒にお臍の小さな傷から取り出します。


★内視鏡による胆のう摘出手術の利点


内視鏡で行う手術は傷が極めて小さく、開腹術に比べて手術後の痛みも非常に少なく
、翌日から歩くことができます。

開腹手術でないので、手術後の腸の運動の回復が早く、一般に手術翌日の午後から食事ができます。

手術後は順調に経過すれば、4〜5日で退院でき、職場などへの復帰についても開腹手術に比べればずっと早く可能になります。
また、傷が数センチと非常に小さいため、美容的利点があります。


★内視鏡による胆のう摘出手術ができない場合


しかし、すべての人がこの内視鏡による手術が行えるわけではありません。
人によっては、以前のような開腹手術がふさわしい場合もあります。


急性胆のう炎がひどく、発熱があり、白血球数の増加を伴う場合、
胆のう炎をくり返していたり、腹膜炎を起こしたため胆のうの周囲に
高度の癒着をみとめる場合、
特に悪性腫瘍で胃や十二指腸の手術を受けたことのある場合などです。


手術前の検査で内視鏡による手術が可能だとされた場合でも、
胆のうの癒着や出血がひどく、内視鏡での手術ができなくなり、
開腹による普通の手術に切り替わる可能性もあります。


その可能性や手術のリスクについては手術前に、必ず、
担当医師から説明を受けて、承知しておきましょう。




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★胆のう手術の体験


読者のTさんからさっそく、胆のう手術についてのメールをいただきました。
いつも、メールをありがとうございます。


胆のうを摘出しましたが、その際大腸ポリープと膵臓に腫瘍が見つかり、
この三つを一気に切除してしまいました。年齢(77才)にしては大手術だそうです。
その際の医師の判断は肺活量が4100と心臓が意外に丈夫なことが考慮されました。
その後、内臓の感染症を併発し、約40日間の禁食となり点滴だけで生きていました。
今後このような大手術は不可能でしようネ。


たいへんな大手術だったんですね。
でも、Tさんが普段から身体を鍛えておられるので、その大手術に
耐えることが出来たのでしょう。見習いたいです。


私の父も、手術の部位は違いますが、
左肺の気胸の内視鏡による手術を受けました。
脇と背中3箇所から、内視鏡などを差し込み、患部を切り取ってきました。


開胸しなかったので、傷口は小さく、そのうち目立たなくなりました。
しかし、小さくても傷は身体の深部まで及んでいるので、
しばらくの間は痛みが消えず、「痛い!痛い」と言っていました。


患部は小さくても、手術は手術です。
心身に与える影響やストレスは大きいのでです。


胆石症や胆のう炎にならないように、普段から、
生活習慣や食生活の見直しを心がけてくださいね。

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