インスリン過多で起こるさまざまな症状とは?
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肥満や糖尿病(2型)ではない人のすい臓は、食事に含まれているグルコースと炭水化物に対して代謝を助けるインスリンを分泌しています。
では、肥満や糖尿病(2型)の人のすい臓はどうなっているのでしょうか?
★インスリン抵抗性
体重が増えてきて肥満になり、活動が不活発になるにともなって、身体はインシュリンに対して鈍感になってしまいます。
つまり、インスリンがあっても血糖値をコントロールできなくなってくるのです。
この現象を"インスリン抵抗性"といいます。
★インスリン過剰症
身体がインシュリンの効力を感じなくなるにつれて、グルコースをエネルギーに換えるのが難しくなるため、すい臓はインスリンをより多く作り出して、これを補おうとします。これが"インスリン過剰症"なのです。
インスリン過剰症は血液中のインスリン濃度が高い状態なのですが、
インスリンが慢性的に高値を示す疾患を「高インスリン血症」といいます。
高インスリン血症は糖尿病とも深い関わりがあり、インスリンの過剰な生産が糖尿病発症のきっかけとなることがありますが、それ以外にも身体に大きな影響を与えるのです。
1.アンドロゲン(男性ホルモン)の分泌を増長
アンドロゲン(男性ホルモン)の分泌が多くなり、内分泌に異常をきたして排卵障害の原因となります。
2.腎臓でのナトリウム排泄機能が低下
腎臓でのナトリウム排泄機能が低下すると、血管に水分が溜まり易くなり、高血圧になります。
3.交感神経を緊張させる
交感神経が緊張すると、これによっても血圧が上がる可能性があります。
4.肥満や内臓脂肪蓄積が起こる
運動不足になると、インスリンが脂肪細胞、特に内臓脂肪組織の脂肪細胞にブドウ糖や脂肪を取り込ませてしまい、肥満や内臓脂肪の蓄積が起こります。
5.動脈硬化を起こす
動脈硬化を引き起こす可能性のあるアディポサイトカインや遊離脂肪酸の分泌につながり、脂質代謝異常や尿酸代謝異常にも影響が及び、動脈硬化へと進んでいくと考えられています。
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