気胸の原因と症状
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気胸とは、肺の表面から胸の中に空気が漏れ出して、肺を圧迫するため、肺が縮んで十分に膨らむことができなくなる病気です。肺気胸とも呼ばれています。2002年に人気グループ嵐の相葉雅紀さんが自然気胸のため緊急入院、手術したのは有名ですね。
気胸の原因
気胸は、原因によって、自然気胸、続発性の気胸などがありますが、自然気胸は、13歳〜35歳くらいの背が高い痩せ型の男性に多い病気で、女性の7倍〜10倍も多いです。自然気胸はとくに原因がなく突然に起こる病気です。
他の肺疾患に続発して起こる続発性の気胸は、高齢者に多くみられます。慢性閉塞性肺疾患や結核治癒後の後遺症として気腫性肺嚢胞症に合併するものが多いのが特徴です。
気胸の症状
気胸は、症状が軽く、空気の漏れが少なければ、自然治癒します。しかし、漏れ出る空気の量が多くなると、片側の肺がすっかり縮んでしまうだけでなく、反対側に圧迫されて心臓や血管もおされてしまいます。このような状態の気胸を緊張性気胸と呼び、大変危険な状態です。
空気の漏れが多い場合には、胸にドレーンを入れて機械で空気を抜きます。それで治らないときには手術をする必要があります。
人によっては何回も再発を繰り返すことがあり、両側の肺が同時に破れた場合には非常に危険です。
また、空気が肺だけでなく心臓を圧迫すると血圧が下がってショック状態になります。強い呼吸困難や血圧低下が生じ、緊急の処置が必要です。
気胸の胸痛
突然の胸の痛みが起こりますが、多くの場合は片側です。咳と場合によっては呼吸困難が伴います。
ひどくなり息が十分に吸えなくなると、唇や手指の色が紫色になるチアノーゼを起こします。発熱はありません。
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父の気胸の体験談
私の父も気胸になりました。自然気胸ではなく、続発性の気胸です。
父は、若い頃に発症はしませんでしたが、結核に感染していたようで、肺の組織が固くなる肺線維症になっていました。にもかかわらず、40年以上にわかるヘビースモーカーで、肺はその機能を十分に果たしていなかったようです。呼吸するたびに、肺の組織がビシビシと音を立てていると呼吸器科の医師が話していました。
父が気胸になったのは、夜寝る前でした。突然、「左胸が痛い!」と言ってうずくまりましたが、しばらくすると治まったようで、そのまま眠りました。
運良く、翌日が月に一度の糖尿病の定期検診でしたので、ついでに呼吸科も受診しました。聴診器を当てて胸の音を聞いていた医師が、「たいへんなことになっていますよ。気胸で即入院です。」と!!
レントゲンの写真を見ると、左肺が下の方に押しつぶされて1/3ほどに縮まっていました。
左の脇腹から空気を抜くためのドレーンを挿入して様子を見ましたが、改善する気配はなく、胸腔鏡での手術となりました。全身麻酔で脇と背中の三カ所から挿入し、嚢胞の切除を行いました。開胸手術でなかったので傷口も小さくはやく回復しましたが、結構、後まで痛みは残っていたようでした。
父の場合は、本当に運良く、受診したので大事には至りませんでしたが、あのまま放っておいたら、左肺はつぶれたまま萎縮して呼吸ができなくなり、いつも酸素ボンベから吸入しないといけない状態になっていました。
当時、父の病室には、20代の青年も入院していました。彼は自然気胸でドレーンの挿入で治癒したとのことで、元気に退院していきました。
気胸はまだ原因のわからないことも多いようなので、突然の胸の痛みと息切れ、息が吸えない状態になったら、気胸を疑って、すぐに受診してくださいね。
メタボ対策に!!