帯状疱疹の胸の痛み

帯状疱疹とは、水ぼうそう(水痘)を起こす原因のヘルペスウイルスの感染で起こる病気です。帯状疱疹の肋間神経痛は心臓病の胸痛に似ています。原因、症状、治療法について。

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帯状疱疹による胸の痛みは、心臓病の胸の痛みと間違えられやすい胸の痛みです。

★帯状疱疹とは

帯状疱疹とは、水ぼうそう(水痘)を起こす原因のウイルスと同じヘルペスウイルスによって起こる病気です。

水ぼうそう(水痘)は子どもの頃によくかかる病気の一つです。

   水ぼうそう
   
水ぼうそうはウイルス性の病気で、発症後1週間程度で治ります。
一度発症して治ってしまうと一生感染しません。

ところが、水ぼうそうは治ったといってもウイルスが消滅したわけではないのです。
実は、体の神経の細胞が集まった部分である神経節に隠れて、長い間、潜んでいます。


そして、身体の免疫力が低下したときに、再びウイルスが復活し活動を始めるのです。
ウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれを作りますが、
神経にそって帯状に水ぶくれができる症状から「帯状疱疹」といわれます。


身体の免疫力が低下する原因は、過労やケガ、大きなストレス、病気、手術、免疫抑制薬の使用、高齢化などです。


帯状疱疹は、50歳以上の高齢者に多い病気とされていましたが、最近は20〜30歳代の若い年代にも増加しているようです。


ただし、子どもの頃に水ぼうそうにかかっていても、すべての人が帯状疱疹になるわけではなく、
10人に1〜2人の確率と言われています。




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★ 帯状疱疹の痛み

帯状疱疹の症状は痛みから始まる場合が多いようです。
皮膚がぴりぴりした感じや鈍い痛みで始まり、痛みは増強していきます。


4〜10日後に身体の左右どちらかに1本の神経に沿って赤いぶつぶつ(発疹)や小さい水ぶくれが帯状に出てきます。
最初は虫刺されと間違えることもあるようです。

発疹は痛みが4〜5日続いて、徐々に赤みが薄くなり、3〜4週間で治ることが多いようです。
痛みのピークは発症後2週間前後で、痛みのため夜も眠れないことも!!

症状は、肋間神経の走行に沿って、特に胸から背中、腹部などによくみられます。(肋間神経痛)

他には顔や手、足にも現れます。顔面に起きた場合は顔面神経麻痺により顔がまがる人もいるくらいひどいこともあるので特に注意してください。

帯状疱疹の特徴は、症状が現れるのは体の左右どちらかで、一度に2ヵ所以上の場所に現れることはほとんどないそうです。


★帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹はほとんどの場合、皮膚の症状の消失と共に痛みも無くなります。
しかし、皮膚の症状が回復しても痛みだけが残って、3ヶ月、6ヶ月以上も続く場合があり「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれます。

若い人は、ウイルスによって破壊された神経の回復は良好ですが、高齢者では回復が困難で、帯状疱疹後神経痛が残りやすいといわれます。

帯状疱疹後神経痛への移行は約10%程度なのですが、70歳代では程度の差はあっても50%以上の人が痛むようです。肋間神経の痛みは、心臓の痛みと間違えられることがよくあります。

胸の痛みがあるときは、早めに受診しましょう。

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