脈拍の異常 徐脈とは?

徐脈は脈拍数の異常、不整脈の一種で、洞性徐脈、徐脈性不整脈とも言われています。徐脈では脳に必要な血液を送ることができなくなります。徐脈の原因、症状、スポーツ心臓について。

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前回、脈拍を測りましょうと書きました。

   脈拍で健康状態をチェック!
   

「血圧を毎日血圧計で測っているので、いっしょに脈拍も出ます。」
と言うメールを頂きました。


確かに、家庭用の自動血圧計などを使うと脈拍も一緒に計測されますよね。

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でも、わかるのは脈拍数だけで、脈の強さやリズム強弱、不整脈などはわかりません。


脈拍を測るのは、数だけでなく脈の強さやリズム強弱、変化、不整脈の有無のチェックをするためにも大切ですので時々は自分の指で測定してみてください。


脈拍数の異常


脈拍数は、正常成人で1分間に65〜85とされていますが、老若男女、個人差が大きいです。女性はそれよりもやや多め。老人は低めで、子供は多く80〜100回くらいとされています。


一般的には、睡眠中は少なく、運動で増加。食事や入浴直後、精神的に興奮や緊張したときに多くなりますが、これは生理的なものですから心配ありません。


脈拍の異常と考えられる病気


1.徐脈(1分間に60回以下)
2.頻脈(1分間に100回以上)
3.脈が弱い
4.不整脈


などがあります。今日は、徐脈についてお話しします。


徐脈(1分間に60回以下)


病的な徐脈は不整脈の一種で、洞性徐脈、徐脈性不整脈とも言われています。


徐脈では脳に必要な血液を送ることができなくなり、めまい、失神、ふらつきなどやボケに似た記憶力や理解力の低下などの症状が出る場合もあります。


  詳しくは、

  徐脈性不整脈
  

また、スポーツを長く続けてきた人(スポーツマン心臓)やジキタリス(強心利尿剤)使用などでも脈拍が少ない、徐脈と言われていますが、1分間に50回以下の場合は心臓に病気がある可能性が高くなりますので、医師に相談してみましょう。




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徐脈の原因


1.洞機能不全症候群

心臓の収縮を電気信号によって支配している洞結節からの刺激が正常に出ていない状態で、あるいは心房から心室へ電気信号を伝える刺激伝導系の障害が考えられる。


2.房室ブロック

心臓の刺激伝導系で、心房から心室に刺激が伝わらない、または刺激伝導が遅延することにより、徐脈が起こる。


3.その他

一過性の副交感神経系の緊張や薬物による副作用や抗不整脈薬、抗うつ薬、高血圧や狭心症の治療薬である交感神経系を抑制する薬が原因


スポーツ心臓


スポーツ心臓はスポーツマン心臓とも呼ばれ、長期間にわたって非常に高度なトレーニングを続けてきた運動選手の心臓によく見られる心臓の肥大と徐脈、心電図の異常の症状のことをさします。


この徐脈は病的なものではなく、トレーニングによる適応現象であろうと考えられています。


スポーツをしている人がすべてスポーツ心臓になるのではなく、マラソン・水泳などの持久的な競技や、重量挙げ、柔道などの筋力トレーニングを主に行う競技があります。


持久的競技では、全身の筋肉への酸素補給を長時間にわたり維持するために、体静脈量が増えるので、心臓の容積の拡大が起こってくると筋力トレーニング競技では、運動中に血圧があがるため、心臓が血液を押し出す抵抗が増し、心臓の筋肉自体が強化されぶ厚くなるといわれています。


スポーツ心臓は競技をやめてから約1〜3年程度で消失するといわれています。


スポーツ心臓の症状は、心筋症などとの判別がむずかしいのが現状です。スポーツ心臓と言われても、特別なトレーニングや運動をしていない場合やしていても強度や期間が短い場合には、心臓疾患の可能性がありますから、検査を受けましょう。


特にスポーツ歴が短い、トレーニングの強度が高くない、成人になってから運動をはじめたような人に心臓拡大、肥大、心電図異常などが認められるときには、スポーツ心臓よりではなく他の心臓疾患である可能性がありますので、検査を受けるようにしましょう。



スポーツ中でも脈拍が計れると人気です。

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