脈拍の異常 期外収縮とは?
期外収縮とは、最も多い不整脈で、脈拍が飛んだ状態のことです。期外収縮には心房性期外収縮と心室性期外収縮があります。それぞれの原因、症状、心電図について紹介します。正常な脈拍(整脈)は規則正しく一定した大きさと間隔になっています。
しかし、脈拍が規則正しく打たずに脈拍の間隔が一定でないものが不整脈です。
脈拍は呼吸によって大きな息を吸ったり吐いたりすると多少間隔が乱れることが
ありますがこの変化は生理的、機能的な乱れですから心配ありません。
ただし、大きく脈が飛ぶ感じやシンコペーションのようにリズムが乱れる場合などは、不整脈ですので、心電図検査を受けましょう。
期外収縮
期外収縮とは、最も多い不整脈で、脈が飛んだ状態のことですが、
期外収縮を経験しない人はいないと言われるくらいによく見られる不整脈です。
私は企業の健康診断で心電図をとっていましたが、受診者は緊張しているのもあってか、頻脈や単発的な期外収縮はよく見られましたね。
期外収縮は一般的には症状のない場合が多いのですが、
症状の出る場合は、脈の飛ぶ感じや、胸部の不快感、のどが詰まった感じや、
きゅっとする胸の痛みとして感じます。この時の痛みは胸の狭い範囲で、
一瞬または数十秒以内でおさまるのが特徴です。
期外収縮には心房性期外収縮と心室性期外収縮があります。
それぞれの心電図はこんな感じです。

1.心房性期外収縮
心房性期外収縮とは、正常な拍動が起こる前に、異常部位からの電気刺激により心房が活性化するために余分な拍動が生じた状態です。
心電図の波形は変わらず、早く打つために、後が長くなり脈が飛んだ感じがします。
心房性期外収縮は健康な人でも起こりますが、症状がみられることはあまりありません。
心房性期外収縮は一般的に肺に病気がある人に起こりやすく、若い人よりも高齢者に多くみられています。
また、心房性期外収縮はコーヒー、紅茶、酒などの飲みものや、かぜ、枯草熱、喘息などの治療薬によって誘発されたり、悪化したりします。
2.心室性期外収縮
心室性期外収縮は、正常な拍動が起きる前に、心室を起源とする異常な電気的活動の結果生じる余分な拍動です。
心室性期外収縮の心電図では、突然異常な波形がでるので、ちょっとびっくりするかもしれませんが、心室性期外収縮は、頻度が高く、特に高齢者に多くみられる不整脈です。
単発的に起こる心室性期外収縮は頻繁に起こらない限りは、症状もほとんどなく、心機能にも影響を及ぼさないと言われています。
しかし、心臓病がある場合には心室性期外収縮が頻繁に起こると危険な場合があります。
心室性期外収縮は、身体的や精神的ストレス、飲みものや食べものからのカフェイン摂取、飲酒、プソイドエフェドリンのような心臓を刺激する成分を含むかぜ薬や枯草熱の治療薬の服用によって起こります。
冠動脈疾患(特に心臓発作の最中やその直後)、心不全や心臓弁障害などの心室肥大をもたらす病気によっても起こります。
詳しい説明は、頻脈性不整脈
期外収縮は心電図検査でわかりますから、脈が乱れたり、飛んだ感じのある方は、
受診して医師に相談してみましょう。
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