尿の量をチェック

尿の量によっても健康状態や体調不良がわかります。尿量は多すぎても少なすぎてもダメです。尿量が多い(多尿)原因、尿量が少ない(乏尿)原因について。

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尿のチェックとして、

 尿の色と濁りをチェック
 尿の回数をチェック

がありますが、
尿の量によっても健康状態や体調不良がわかりますのでチェックしましょう。


尿量は多すぎても少なすぎてもダメです。
尿の量の異常によっていろいろな病気があることがわかります。


尿の量


体内の水分(体液)量は体重の約60%です。


口から入った水分は尿、便、汗となって排出されます。
腎臓が主に調節して体の水分量を一定の状態に保っているのです。


腎臓が健康であれば、たくさん水分を摂れば尿量が増え、摂らなければ尿量が減ります。
でも、汗をたくさんかけば水分をたくさんとっても尿量は減少することになります。


尿量の基準値


大人の健康な尿の量は、通常1日1〜2リットルの範囲ならば問題がありませんが、
これより多すぎても少なすぎてもよくないとされます。


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尿量が多い


尿量が多い、多尿とは、1日3リットル以上も尿が出ることです。


多尿の原因


1.抗利尿ホルモン(ADH)の分泌減少

尿の量は脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンが水分の再吸収を腎臓に働きかけて調節されています。尿崩症、脳血管障害、脳外傷などで抗利尿ホルモン分泌が減少することで、水分が再吸収されなくなり尿量が多くなります。尿量が多くなるためのどが乾き、水分を多量に飲用するようになります。


2.腎臓の機能低下

腎臓でのホルモンの作用が低下する場合は水分の再吸収が調整できなくなり、尿の量は異常に多くなります。腎不全、腎臓の濃縮力に障害が起こる腎硬化症、慢性糸球体腎炎などがありますが、高齢によることもあります。


3.糖尿病

糖尿病のために血液中の糖分の濃度が高くなると、血液が濃く浸透圧が上昇するため喉が渇き水分をたくさんとるようになります。また、尿に糖が下りると尿を濃くする働きが悪くなることも尿の量が増える原因です。


トイレに行く回数が多いので尿量が多いと感じることがありますが、1回の尿量が少なく1日の尿量は正常の場合は「頻尿」で別の病気です。

   尿の回数をチェック
   


尿量が少ない


1日の尿量が400ミリリットル以下を「乏尿」、尿が出ない場合は「無尿」といいます。


乏尿の状態が続くと体内でできた老廃物の排泄が不十分となって体内に蓄積し高窒素血症となってしまい腎不全状態になります。


乏尿の原因は大きく3つに分類できます。

1.腎前性乏尿

2.腎性乏尿

3.腎後性乏尿

腎臓自体かその前後に原因があるかで分けられます。


腎前性乏尿


1.水分欠乏

嘔吐・下痢・多汗などで、体内の水分欠乏になり脱水症になっている場合や大量の出血などで血液の量が少なくなっても尿の量が少なくなります。


2.うっ血性心不全(心臓機能の低下)

うっ血性心不全は心臓のポンプ機能が弱くなり、からだが必要とする血液の量を心臓が送り出せなくなった状態です。血圧が低下し血液の流れが滞るようになり、水分は体内にたまって肺や末梢の組織にむくみが生じ、尿の量が減ります。


腎性乏尿


腎性乏尿は腎前性乏尿が長く続くことで、腎組織が虚血性の障害を起こして腎性腎不全となって尿量が減ります。

また糸球体腎炎や急性腎不全、急性尿細管壊死などの腎障害では腎臓の機能が低下して尿が排泄されなくなってしまいます。


腎後性乏尿


尿管や尿道、膀胱の閉塞により起こる排尿困難で乏尿になります。
前立腺疾患や尿管の結石、腫瘍、周囲からの浸潤、圧迫等が原因と考えられます。

尿をチェックすることで健康状態や体調の自己管理をすることができます。



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