ネフローゼ症候群の症状と治療

ネフローゼ症候群の診断基準は4大症状である高タンパク尿、低タンパク血症、高脂血症、浮腫で定められています。ネフローゼ症候群の検査、薬物療法、食事療法について

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ネフローゼ症候群の原因はまだよく解明されていませんが、
引き起こす病気は一次性(原発性)、二次性(続発性)に分類されます

  ネフローゼ症候群の原因


ネフローゼ症候群の主な症状


ネフローゼ症候群の定義は血液中のタンパクが尿中に大量に漏れ出すため、血液中のタンパクが大量に不足することです。

現れてくる症状としては、

顔と足のむくみ(ひどくなると全身)、
顔色が悪い、元気がなくなる、だるいなどの倦怠感、
尿の量と回数が減り、体重が短期間に異常な増え方をする。
尿タンパクが多くなると尿が泡立つ

などです。

ネフローゼ症候群の診断基準は4大症状である高タンパク尿、低タンパク血症、高脂血症、浮腫で定められています。

厚生省特定疾患ネフローゼ症候群調査研究班の診断基準によると、おとなと子どもでは診断基準が異なります。

ネフローゼ症候群の診断基準

  

ネフローゼ症候群の検査


尿検査で尿タンパクが陽性の場合に精密検査を実施。

1.尿検査

  尿タンパク(定量検査)
  尿沈査(脂肪・硝子・顆粒円柱など)
24時間蓄尿検査(タンパク尿の検出)
  1日尿量

2.血液検査

血液一般検査(赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットの減少)
  血液生化学検査(総タンパク・アルブミンの減少、
             総コレステロール・中性脂肪の増加、ナトリウムの低下)
  血液凝固検査…フィブリノーゲン、D-ダイマー、FDPの上昇

3.腎機能検査

  腎機能検査(血清尿素窒素、クレアチニン、クレアチニンクリアランス、
          β2-ミクログロブリン)

4.腎生検

腎組織を微量採取し糸球体を顕微鏡で診断する


★ネフローゼ症候群の治療

入院して厳重な安静が必要です。

ネフローゼ症候群の治療法は、薬物療法としてステロイド剤、免疫抑制剤、抗血小板薬を用います。また、浮腫に対して利尿剤を使い治療します。

蛋白尿が多い時には減塩・低蛋白食の食事療法が大切です。

高度の浮腫・肺水腫・呼吸不全を起こした場合や、血管内の脱水で急性腎不全を起こした場合には一時的に透析療法を行うこともあります。

二次性(続発性)のネフローゼ症候群は原因疾患の治療を行います。

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